からめる短歌ステーション・Caramel

ひとりではできないこと、しませう。
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はせがわゆづ×田丸まひる
かげおくり

あのひとの舌やわらかく刺している金平糖になりたい春は


金平糖



ハートピンキー

誰のせい ミラクルハートピンキーをひとつ残さず飲みこむ雷雨

携帯写真・はせがわゆづ 短歌・田丸まひる



はせがわゆづちゃんと、がっぷりいってます。

一回目は、わたしの短歌に、ゆづちゃんが写真をつけてくれました。
二回目は、ゆづちゃんの写真に、わたしが短歌をつけました。

ひさびさの更新です。
いつもいつもお待たせして申し訳ないです。

誰かのせいにしてみたいほど好きなひとが、いますか?



↓はせがわゆづちゃんのブログ
迷走ランドセル
| はせがわゆづ×田丸まひる | 21:40 | comments(11) |
星川郁乃×田丸まひる(2)
ロリータの視線

足元が揺らげばすぐにしゃがみこむ大人にはもう戻りたくない

イラスト・星川郁乃 短歌・田丸まひる



お待たせしました。

ひっさびさの更新は、
星川郁乃さんのイラストとCaramelからめるコラボ第三弾です。
郁乃さんのイラストに、わたしが短歌をからめました。

今回はロリータの女の子を描いてくださいました。
目の強さが印象的な美少女です。
(髪型が、長さといいうねり具合といい、
 わたしとそっくりなので何だかにやり(違))
女の子は、強くきれいでいたいね。

容量制限のため、イラストは実物よりかなり小さく表示しています。
↓是非、元のサイズの原画を、郁乃さんちのこのページでご覧になって下さい。
からめるソース



↓星川郁乃さんのサイト
星の歌
| 星川郁乃×田丸まひる | 22:08 | comments(2) |
野田 薫×田丸まひる
「回線番号2023」

満天の星空の下、いまきみがどこにいるのかさっぱりわからない  野田 薫

この星のいちばん寒い空を飛ぶ鳥は炎をまとっているの  田丸まひる

ぼんやりと気候の違いを感じつつ何を呟いたっけ 冬かな  薫

火の羽根をもつ蝶々の標本をさっき作ったから送ります  まひる

ひらひらとひかる火をみるぼくたちはたぶん地中にいるように見える  薫

誕生日ケーキ今すぐつくりたい誕生日でもないひとのため  まひる

一年がやたらと長いこの星に生まれたんですお待たせします  薫

そばにいて(フォボス)温度や舌触り(ダイモス)同じものを食べたい  まひる

衛星に紛れて回る無機質なものが振り撒く孤独に気付く  薫

回線を蝕んでいく愛しさに気づかないふりだけ上手くなる  まひる


こんにちは、お元気ですか?
こちらは今日も平穏です。

あ、そうだ
きのうの流星群きれいでしたね。

流れ星みたいに
途切れ途切れ、そんな回線だけど

これからもよろしくお願いします。

土星から、薫より



こんばんは、元気にしていますか?
こちらは少し寒いです。

流星群、見た、見た。
同じ流星群だったら、いいのにね。
今夜も流れ星を見つけたひとはしあわせになれるって聞いたから、
今から探しに行ってきます。

いちばん明るい星をデザートに。

火星から、まひるより


短歌×短歌



繊細少年・野田 薫くんとのコラボです。
からめる男子シリーズ第一弾(何


結。

です。



↓野田 薫くんのブログ
さしあたり大丈夫
| 野田 薫×田丸まひる | 20:06 | comments(2) |
星崎こなみ×田丸まひる
*Song for Lolita*

(1)

指先に咲かせる野ばら繊細な人生だけをつまんでいたい


やわらかい光が差し込む部屋。
  
まるく整えた爪に、薄桃色を乗せる。
ドレッサーの引き出しに、小さなばらの花が入ってたはず。

上手く出来たら、いつものお店に行こう。

黒いエプロンのあのひとに、可愛いって言ってもらえたら。


(2)

屈葬と同じ密度でまどろめば膝頭からこぼれるレース


ソファで丸くなって眠る猫がうらやましくて、
真似して隣で丸まってみた。
出来るだけちいさく。

ふぅ、と息を吐いて目を閉じる。


うとうと、眠りの波に合わせて膝丈のスカートが流れた。


(3)

あのひとを好きになりたくありませんチョーカーきつく巻いては解く


あのひとに逢うときは、赤いチョーカーを巻く。
すこし首に跡がつくくらい、きつく。

あのひとといる時の苦しさは、
恋をしたときの胸の苦しさじゃなくて
この赤の苦しさだと思いたい。


短歌・田丸まひる 短文・星崎こなみ



カワユス女子大生・星崎こなみちゃんとのコラボです。
ロリータをテーマに、わたしの短歌に、
こなみちゃんが短文をつけてくれます。

ええ、もう、圧倒的可愛さでぶちのめします(何を

あたたかく見守ってください。
| 星崎こなみ×田丸まひる | 21:16 | comments(0) |
星川郁乃×田丸まひる(1)
郁乃さんのイラスト

愛される自信ならある新しい朝にきちんとかわかす涙



くちびるがいつも乾いているきみのためにわたしのくちびるはある

うるおいの女神。

イラスト・星川郁乃 短歌・田丸まひる



星川郁乃さんのイラストとからんでいます。
ビジュアル美しくCaramelコラボレーションです。

第一弾(上)、郁乃さんのこの女の子のイラストは、
わたしの今までの歌からイメージしてくださった、
田丸まひる像だそう。
実物の約200倍美人でかっこいいのです。
ありがとうございました!

第二弾(下)は、わたしの短歌に合わせて、
郁乃さんがイラストを描いてくださりました。
うるおいの擬人化だそう。
うるおいの女神、女の子の中にひそんでいるの。

これから、まだまだ続いていきます。
どうぞ応援してくだされ!

容量制限のため、イラストは実物よりかなり小さく表示しています。
↓是非、元のサイズの原画を、郁乃さんちのこのページでご覧になって下さい。
からめるソース



↓星川郁乃さんのサイト
星の歌
| 星川郁乃×田丸まひる | 21:41 | comments(0) |
みにごん×田丸まひる(2)
うさちゃん。

甘えなきゃいけないときを見極める目が今日だけは絶対ほしい



はやくはやく見つけてほしい胸に背に小指に脳にうずく震源

小指に注目。

写真・みにごん 短歌・田丸まひる



みにごんさんの写真と、みずみずしくからんでいきます。
第三弾は、みにごんさんのうさちゃん写真に、わたしが短歌を。
第四弾は、わたしのふるえる短歌に、みにごんさんが写真を。
冬です。ぺたぺたします。

こんなカワユスな小指に気づかないなんて、
ゆるされることじゃないのですよう。

第八弾まで、写真に短歌、短歌に写真、
ほかほか送り合って冬を過ごします。
よろしくなのです。



↓みにごんさんのサイト
MINI'S LIFE
| みにごん×田丸まひる | 22:20 | comments(0) |
紅茶イチコ×田丸まひる
色鉛筆狂想曲

「幸せにするよ」だなんて言い切れるあなたの青い鳥になりたい  田丸まひる

愛された記憶があって「ムラサキの絵の具はすべてイミテーション」論。
                             紅茶イチコ


ペコちゃんも大人になればあの赤い舌の意味など変わるんでしょう   まひる

秘め事は、<ピンクグレープフルーツの果汁まるごと!> に内包される。  イチコ

明日もまた立ち向かうしかないひとに橙色のハンドクリーム  まひる

「注意して進め」 黄色のシグナルは生身の僕らを照らしてくれない。  イチコ

いらないって言ってたくせに近づくな触るなやわいきみどりの蝶  まひる

茹で過ぎたグリンピースは無意識に何かの隠喩で嫌いではない。  イチコ

水色の時代の夢の傷跡は消したくないの だから舐めないで  まひる

本当にいらないみたいに落とされた真白いシャツのその中がすき。  イチコ

燃え上がる恋ばかりする黒焦げの心臓がまだ鳴るから 行くね  まひる

下北で(すべての恋する女子のため)ブラウンシュガーが売られています。  イチコ

短歌×短歌



生年月日が同じという運命で結ばれたふたりのコラボは、
これが四回目。そして四年目。

色鉛筆を並べるように、カラフルな短歌を並べてきました。
カラフル、ばらばら。あっちむいて、こっちむいて。
それぞれの色で紡がれる物語。

十二色、出そろいました。

おつかれさま、わたしたち。
おつかれさま、色鉛筆。

色鉛筆はすり減っても、
わたしたちはなにもすり減っていないのです。

見守ってくださった皆様方、ありがとうございました。



↓紅茶イチコちゃんのサイト
LOW-BISCUS
| 紅茶イチコ×田丸まひる | 23:45 | comments(0) |
西岡ひとみ×田丸まひる
真夜中の十六歳

階段に落とした靴はスニーカー「王子は来るよ」12時のウソ  西岡ひとみ

スニーカー脱いだ裸足にからみつく風がまだまだぬるい十六  田丸まひる

月の下裸足で夜空の旅にでる輝けあたし輝けアタシ  ひとみ

運命の真っ赤な糸がちぎれても小指がうずいても 止まるもんか  まひる

階段を一段とばしでかけのぼるガラスの靴は必要ないわ  ひとみ

突き進むあたし追いかけ追いこして抱きしめるのが王子の試練  まひる

振り向けば追いかけてくる王子様待ったりなんてしないんだから  ひとみ

ほしいものぜんぶ並べていちばんにあたしがこないのならば帰って  まひる

「ワガママ」と苦笑いする王子なら罰をあたえるほっぺにチューして  ひとみ

今はまだひとりで浴びる朝日しか知らないあたしたちのはじまり  まひる

短歌×短歌



十六歳女子高生・西岡ひとみちゃんとのコラボです。

テーマも、どこで終わるのかも、なんにも考えずに走り出したわたしたち。
突然ですが、ここを着地点に決めました。
この後の王子様とのことは、ご想像におまかせ……
いやいや、いつか書き出すかもしれませんけどね。
楽しいふたりになりますように。

今回のコラボが、ひとみちゃんとの「はじめまして」でした。
つきあってくれて、ありがとう。楽しかったです。
毎回毎回、ダメだし喰らわせまくって、ごめんね。
ひとみちゃんの今までとこれからに、拍手。
また遊んでやってください。(田丸まひる)


田丸さんには以前から憧れていたのでコラボできてすごく嬉しいです。
また、全てが初めてだったのでたくさん迷惑をかけてしまってすみません。
いつもアドバイスありがとうございました。
とっても楽しかったです。
またぜひ一緒に歌を詠ませてください。
ありがとうございました。(西岡ひとみ)


読んでくださった皆様、ありがとうございました!



↓西岡ひとみちゃんのブログ
36.7℃
| 西岡ひとみ×田丸まひる | 23:04 | comments(11) |
みにごん×田丸まひる(1)
ふたりぼっち

あと何分何日何年何百年ふたりぼっちはゆるされますか



ぐずぐずになったわたしにこれ以上なにをしみ込ませて喜ぶの

トイレ猫。

写真・みにごん 短歌・田丸まひる



みにごんさんの写真と、みずみずしくからんでいきます。
第一弾は、みにごんさんのカエルちゃん写真に、わたしが短歌を。
第二弾は、わたしのぐずぐず短歌に、みにごんさんが写真を。
短歌も写真も、深く、深く。

おしらせ。
みにごんさんのフリーペーパー「ベイビイミニゴンズ」
創刊されました。くわしくはこちら



↓みにごんさんのサイト
MINI'S LIFE
| みにごん×田丸まひる | 18:25 | comments(0) |
西宮えり×田丸まひる(日)
*日曜日*

こいびとに叱られながら日曜に贅沢品として買う金魚

今日もわたしの車はかわいらしく
パイロンふたつほど蹴飛ばして帰ってきた


あなたはピンク色
あなたは快活
あなたは元気
あなたは元気でいてほしい
とどきそうなものはみんな
とどきそうなままそこにある


何も決まっていないことが運命なの
しゃがんだり笑ったりしながら
わたしはあなたを待つ
わたしはここでゆれている


わたしはここにいます


短歌・田丸まひる 詩・西宮えり



どうしよう。
終わっちゃった。

えりさん、ありがとうございました。
ほんとにありがとうございました。

また手をつなげる日を楽しみにしています。



↓西宮えりさんのブログ
aglio-e-olio
| 西宮えり×田丸まひる | 20:39 | comments(0) |
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